フィギュアスケート

フィギュアのコーチと振付師の違いは?複数のコーチが付く理由も

冬になるとフィギュアスケートが大盛り上がり!

たくさんの選手がリングの上に登場し、活躍します。そんな選手たちですが、よく見てみると、それそれ複数のコーチや監督がいますね。

しかも、選手によってはコーチがかぶっていることも!一体どうなっているの?それって問題は起きないのかな?と疑問に思いました。

また、コーチと振付師っているけど、その違いもよくわからない!そんなあなたに今回はコーチや振付師のことについてご紹介していきます。

コーチと振付師って何が違うの?

フィギュアスケートにはそれぞれの選手に

  • 「コーチ」
  • 「振付師」

がいます。

●コーチとは
スポーツの技術などを指導すること。また、その人。コーチャー。

●振付師とは
振付を専門に行う者をいう。歌舞伎舞踊や日本舞踊のような伝統芸のほか、バレエやダンスの振付をする者も含まれる。バレエやダンスの世界では振付家と呼ぶことが多い。

この2つの説明文を見ると、コーチはプログラムの全体的なことを教えて、振付師は手や体の振り方やダンス面を教える、という感覚に捉えられます。

しかし、実際はその考え方は少し違ったのです。羽生結弦選手の振り付けを担当した「宮本賢二」さんはこう語ります。

コーチとは、ジャンプの指導をする人で振付師とは、着氷してからのすべてを担当する人

そうだったんですね!4回転とかアクセル、サルコウなどのジャンプの技術はコーチが教えて、着氷してからは振付師が着水した時のてや足のフリ、そしてステップは振付師の仕事ということです。

今までの点数の付け方は、ジャンプの出来に重きをおいていたので、コーチ次第で点が大きく変わるものでしたが、2018年にルールが変わり、ジャンプ以外のステップにも注目されるようになりました。

このルール変更で、プログラムの構成がかなり変わってきますね。

コーチと振付師の違いがわかったところで、ジャンプを担当するコーチが、なぜ1人の選手に複数付くのか、その理由を見ていきましょう。

複数のコーチが付く理由は?

その理由を羽生選手を通してみていきましょう。羽生結弦選手は現在チームブライアンに監督されています。

コーチは

  • ブライアン・オーサー
  • トレイシー・ウィルソン
  • ジスラン・ブリアン
  • ペイジ・アイストロップ

の4名

この方々の役割を簡単に紹介しますと、このようになります。

  • ブライアン・オーサー:全体を指示するリーダー
  • トレイシー・ウィルソン:共同リーダー
  • ジスラン・ブリアン:共同リーダー
  • ペイジ・アイストロップ:スピン担当

ジャンプの種類や曲によって指導者が違うんですね。だいだい曲によってコーチが分かれることが多いんですよ。

コーチがかぶっている選手はどうしているの?

気になるのはコーチがかぶっている人たち。

  • ブライアン・オーサーコーチ
  • エテリ・トゥトベリーゼコーチ

なんて、人気かつ有名すぎて目に付きますが、本当にたくさんの選手をコーチしています。

浅田真央さんや羽生羽生選手の振り付けを担当した宮本賢二さんも、一度にたくさんの選手の振り付けを担当していました。

ピョンチャンオリンピックのときはフェルナンデス選手と羽生選手が3位と1位でしたが、どちらもブライアン・オーサーコーチで、選手の隣に写っていたのです。

羽生選手が1位でフェルナンデス選手が3位、ブライアン・オーサーさん、なにか差別してない?と思ったファンもいたかもしれません。

それに関しても宮本賢二さんは一言・・・

「生徒の教えで差をつけることはありえない」

それぞれの選手には個性があり、癖があり、得意不得意があります。それを読み取り、その選手にあった方法でコーチします。

どちらが上、どちらが下なんてことは考えません。

例えばその選手が「〇〇選手のあのジャンプやステップを私もやりたい!」と言い出せば、それは遠慮なく教えますし、毎回そのときにコーチしている選手のことだけを考えています。

まとめ

今回は

コーチと振付師の違い

についてまとめていきました。わかったことは、「どちらも必要で、重要な役割」ということです。

どちらのほうが主導権が強い、ということもなく、はっきりと監督するところが別れています。

また、コーチする選手が重なることも、フィギュア界では日常茶飯事、もしかしたら人間ですから同じコーチの選手に負けた時に「コーチが差を付けているのでは?」と思うこともあるかもしれませんが、基本的にはコーチしているときにはその選手のことだけを考えています。

こういうのって私達に見えない部分だからわからないですよね。